h髪の毛を触る時にほんの少し気をつけるだけで、髪を傷めないポイント。

髪の毛に指を通した時に、引っかかりや絡みを感じると、
イラっとしますよね?
そんな時に「あ〜っ もうっ!」と、無理に
指を通してプチっ………あぁ…
「プチっ!」となるのは、髪表面にある
キューティクルの絡みが原因です。
あなたが何気なく毎日触っている髪の毛
髪が引っかかったら、無理矢理とかしていませんか⁇
少し気をつけて髪を優しく扱うことで
1ヶ月後の髪の状態を変えることが出来ます。
そこで今回は、キューティクルがなぜそれほど大切なのか?
さらにどんな役割をしているのか?をお伝えします。
目次
● 髪の毛には神経も血も通っていないけど
髪の毛は爪と同じように、皮膚のタンパク質が角化して
出来たもので、神経も血も通っていません。
それゆえに「死滅細胞」とも言われます。
確かにそうなんですが、死んでるわけではありません。
「死んでるんだったら何をやっても同じじゃな
と言われそうです…違います。
本当に死んでいたらミイラの髪のようになってしまいますよね?
● 髪の毛を身体の部位で例えるなら?
髪の毛ってあんなに細いのに、内側は複雑な構造になっています。
キューティクルは身体で言うところの皮膚にあたります。
ちょっと絵でも見てみましょう。
メデュラは身体に例えると骨
コルテックスは脂肪や筋肉
メラニンは血液
そしてキューティクル…皮膚です。
●皮膚がないと身体は大変!キューティクルも同じ。
髪の毛には神経が通っていないから、
「痛っ」とは言いませんよね。
身体が皮膚で覆われて、守られているように
髪の毛の内側の組織はキューティクルで守られているのです。
● 「ちょっとくらいならいいや」とプチっ…とやってしまうと?
はい、キューティクル御臨終です。
髪の毛と皮膚との決定的な違いは、
自力では再生できないと言うこと。
何気ない「プチっ」が積み重なると
髪の毛はどんどん絡みやすくなってしまいます。
キューティクルが剥がれた髪の内側は
守ってくれるものがないために
乾燥しやすくなり、傷みやすくなってしまうのです。
● 髪は優しくさわりましょう。
髪の毛が引っかかってしまったら、
その部分だけそっと指でつまんで、絡みをほぐしてみましょう。
たったそれだけのことなんですが
実際には、たったの1ヶ月で表面の髪が
綺麗になるお客様がたくさんいらっしゃいます。
●どうしても引っかかりが気になったら?
もしもあなたが髪を伸ばしている途中だったら、
少しでも速く髪が長くなって欲しいという気持ちはわかります。
ですが、5ミリでもカットをすることを
おすすめします。
トリートメントはもちろん大切ですが、
根本ではカットが一番のトリートメントなのです。
〜まとめ〜
普段はあまり気にもしない髪の毛の触りかた
少し気をつけるだけで、トリートメントをするよりも
効果が絶大なんですよ。
毎日、赤ちゃんを触るような感じで
大切に扱いましょうね。